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  <title>武蔵野独歩</title>
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  <description>武蔵野独り暮らし、日々雑感。</description>
  <lastBuildDate>Fri, 11 Oct 2013 13:45:28 GMT</lastBuildDate>
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    <title>家電の告白 〜 サザエさんと東芝</title>
    <description>
    <![CDATA[<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　というわけでMacBook Airを抱えて喫茶「ルノアール」なうなわけだが、ニッポン放送の特番『サザエさんのオールナイトニッポン』をうっかりradiko.jpで聴き始めてしまい、まったく仕事が手に付かなくなっております皆さんこんばんは。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro'; min-height: 24px;"></p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　放送開始当初から変わらずサザエさんの声をアテている「加藤みどり」さまをパーソナリティに迎えての今回のサザエさんスペシャルなわけだが、スポンサーが東芝の単冠であるのがなんとも嬉しい。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　日曜18:30からの〝本放送〟が複数スポンサー提供になってからもう四半世紀以上になると記憶しているが、その当時、世も末だなあと思ったものだ。やっぱせめて日曜日の夜ぐらいは単冠スポンサーの番組が並んでないとねえ。牛乳石鹸とかロート製薬とかカルピスとか味の素とか日立とか。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro'; min-height: 24px;"></p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　でまあこの数年俺はサザエさんを視てはいないのだが、ツイッターを始めとするネットでの言葉を見るに、昨今は磯野／フグ田家の家電製品についての云々が色々とかまびすしいようだ。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　曰く、いつまでも黒電話であるとかテレビがどうとか。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　そこでちょっと毎度おなじみガキの時分の思い出話なのだが、実は磯野／フグ田家の家電製品が古臭いものとなったのは、それこそやはりこの四半世紀ほどのことかと思われる。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　というのも実は俺がガキの時分を過ごした団地内の電器店さんが「東芝のお店」であり、これまた懐かしい松本零士御大による『光速エスパー』のラッキーゴッド（店頭人形）と共に、東芝製品は俺にとって最も身近なものだったからだ。しかも何というかウチはそれなりに当時は裕福で電器製品はボンボンたる俺の言いなりだったので（笑）、そのサザエさんの中で流れるCMで紹介される製品のほとんどがウチに導入されていたんだよね。で、磯野／フグ田家にもまったく同じ東芝の新製品が都度つどで導入されていたと。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　製氷機能がある冷蔵庫『北斗星』とかクーラー『木かげ』とか「ブラックストライプ」のテレビとか、少なくとも昭和40年代に磯野／フグ田家に導入されていた家電のほとんどがウチにあったというわけ。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro'; min-height: 24px;"></p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　その後、俺が色気づいた頃からはラジカセやテレビなどは俺ら世代のご多分に漏れずソニーに走ったわけだが、相変わらず白物は東芝だったな。で、引っ越しをしてからは近くの電器店が今度はナショナル（松下電器産業）だったんで、そちらが増えた。いまでも独り暮らしのオフクロのウチは、そのお店のよしみで電器製品のほとんどはパナソニック製品だね。iPad以外は（笑）</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro'; min-height: 24px;"></p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　そんなわけで取り急ぎ、仕事も手に付かないんでブログエントリなどを綴ってみた。</p>
<p style="margin: 0px; font-size: 16px; font-family: 'Hiragino Mincho Pro';">　この辺りのハナシはまた、別途掘り下げてみたいものだな。</p>]]>
    </description>
    <category>思い出</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA/%E5%AE%B6%E9%9B%BB%E3%81%AE%E5%91%8A%E7%99%BD%20%E3%80%9C%20%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%A8%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E6%9D%B1%E8%8A%9D</link>
    <pubDate>Fri, 11 Oct 2013 13:45:28 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>だいじょぶたんマイ・フレンド 〜 10月5日</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
　ところでひさびさに新宿末廣亭に行ってしあわせな時間を過ごしたその日、〝10月5日〟といえば忘れられない日付だ。<br />
<br />
　いうまでもなく俺が心からの愛を込めて「ジョブたん」と呼称するところのSteven Paul Jobs&mdash;&mdash;スティーブ・ジョブズの命日。<br />
<br />
　日本的な言い方をすれば三回忌。天界が彼の類稀な発想力と実行力を欲して連れ去ってしまってから、もう丸2年にもなる。嗚呼ジョブたん、かなしいよ本当に。<br />
　ただ今年の、先にも綴ったような勝手にシンドカッタを超えて今日という日を迎えられることができ、そして腹の底から笑うことが出来たその日がジョブたんの命日であったということには何かの因縁を感じないでもないし、また感謝するところでもある。<br />
<br />
　さて、その早世（と言っていいだろう）から以降、iPhoneやiPadの一般への認知と普及もあってにわかに注目されたジョブたんだが、どうもその知られかた、喧伝のされかたが、俺の愛するジョブたんとは異なるように思えてならない。<br />
　曰くカリスマであり、独裁的であるといった言説だ。<br />
<br />
　それはもちろん間違ってはいない。いないがしかし、これもまたにわかに注目されたスタンフォード大学のスピーチ「Stay hungry, stay foolish.（ハングリーであれ。馬鹿であれ）」ばかりではないジョブたんを、俺はもっともっと広く知ってもらいたいのだ。いわゆる〝怖い人〟ではないジョブたん。<br />
<br />
　ジョブたんの生涯とその人となりについては俺が幾万の言葉を連ねるよりも伝記や伝記マンガなどをお読みいただければと思うわけだが、本稿では以下の二つの、俺がとても大好きなジョブたんの考え方と言葉を紹介したい。意訳および概略になるが。<br />
<br />
　まず、自ら創業したApple社を追われる少し前、Macintosh誕生前夜にあたる1983年にとあるインタビューで「コンピュータとは何か」という質問に対してのジョブたんの回答。<br />
<br />
　科学雑誌で動物の移動効率についての研究論文を読んだのだが、トップはコンドルで人間は下位に属する。しかし自転車に乗った人間は、コンドルの倍の移動効率を見せた。コンピュータは「知の自転車」であるべきだと思う。<br />
<br />
　偉そうに綴ってはいるものの俺もこの発言を知ったのはジョブたん逝去からあとだったのだが、これは震えた。<br />
　何といっても喩えが「自転車」なのがいい。自動車でも汽車・電車でも飛行機でも、ましてやロケットでもないところ。つまるところ人力で、しかし幾何学的な工夫だけで動物としての運動能力や効率性がぐんとアップする自転車&mdash;&mdash;自身が肉体を使っているということと、そしてまた風や剥き出しの風景を感じることができる自転車を例としてコンピュータを語れる人は、当時ほとんどいなかった筈だ。<br />
　これは余談だが秋にジョブたんが亡くなったその年、西暦2012年の春まだ浅き頃、我が国はというか世界は、史上最大規模の「エネルギー災害」に遭遇した。<br />
　いうまでもなく、フクシマである。<br />
　もちろんMacもiPhoneもiPadもiTunes StoreもApp StoreもiCloudも、ジョブたんが作り上げたものは電力を消費する。がしかし上記のジョブたん発言から30年を経てコンピュータはより消費電力を抑えしかし高性能で使いやすいものとなった。発言当時主流だった大型汎用コンピュータやせいぜいが5インチのフロッピーディスクが先進的だったパーソナル・コンピュータと、iPhoneを較べてみるとよい。そしてジョブたん存命中から計画がありもうじき完成するはずの新しいAppleの本社は、太陽光発電を基本としている。こと電力ということ一つをとっても、ジョブたんは数々の自己矛盾と焦燥感の中で、しかし有り得べき姿を模索し続けたのだろうと思う。よくネットで冗談めかして語られたように、ジョブたんがまだまだ活躍していれば、俺は「iHatsuden」さえ生み出していたのではないかと夢想する。<br />
<br />
　そしてもう一つ。<br />
　これこそが俺の「ジョブたん好き好きの最高潮」となったのが、iPad発表会のラストを飾った言葉だ。<br />
<br />
　AppleのDNAは、テクノロジとリベラル・アーツの交点にある。<br />
<br />
　ここでテクノロジ（技術）と対で引用された「リベラル・アーツ」に驚いた俺はあらためてWikipediaなどを紐解いてみたのだが、そもそもが古代ギリシアに起源を持つ近代的な学問であるという。<br />
「自由七科」とも呼称され、また日本語の「藝術」の語源ともされるそれはつまり「人を自由にする学問」であり、それを学ぶことで非奴隷たる自由人としての教養が身につくものであるという。穿って言えば、奴隷解放のための学問だ。<br />
　泣いたね、俺は。<br />
　のちに振り返ればすでに晩年、当時はまだ公にはされていなかったが全身を病魔に蝕まれ痩せ細ったジョブたんから語られたこの「技術と藝術の交点」は、俺のこれまでの生涯の中でもトップクラスで好きな言葉だ。<br />
<br />
　ヒトは元来、自由でなければならない。<br />
　その自由のために、常に技術と藝術との交歓を胸に置いて56年という短い生涯を駆け抜けたジョブたん。ジョブたんはけっして世界征服を企む技術だけの悪魔であるところのショッカーではなく、人間の自由のためにショッカーと闘った〝風の戦士〟仮面ライダーだったのだろうと思う。<br />
<br />
　1997年のジョブたん復帰後、そして彼亡きあともまたそうなのだが、Apple Inc.のコマーシャルやプロモーションビデオは、主に「人の笑顔」を描いている。ただの、技術のための技術の会社ではないのだ。<br />
　Apple製品という「知の自転車」を得ることで、自分の本当にやりたいことの前に自由になり、笑顔になる人々。そんなものを見たいという思いが、Appleの製品とサービスにはある。<br />
（ウィルスチェックやセキュリティ・アップデートに翻弄されることが仕事ではなくねｗ）　<br />
<br />
　いみじくもその翌日から再放送が始まったNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』における落語の重要な一節、<br />
「その道中の、陽気なこと！」<br />
　ではないが、苦しくも真面目に、しかし楽しく生きていきたいものだと、あらためて俺自身の寄席の復活ともなった10月5日という日に考えた次第だ。<br />
<br />
「あした世界が滅ぶとも、きょう林檎の樹を植える」&mdash;&mdash;伝マルチン・ルター]]>
    </description>
    <category>Apple</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/apple/%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%82%93%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%89%20%E3%80%9C%2010%E6%9C%885%E6%97%A5</link>
    <pubDate>Tue, 08 Oct 2013 16:07:16 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>よせはいいのに② 〜 いとおしいとブルー＆ハッピー Part II</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
　というわけで前エントリに続き、ひさびさに寄席に行ったハナシ。<br />
<br />
　今年の始めにちょっと筆舌に尽くし難い苦難があってまあそれはなんとか乗り切って今日があってそこらへんはもうだいじょうぶマイ・フレンドなのだけど、凄いものでニンゲン、そういう時にはまったく笑わなくなるものなんだよね。どんなに落語をはじめとする笑いが好きで、ふだんは「笑いは苦難を乗り越えるものだ」なんてしたり顔で言っていたりしても。<br />
　でまあここに至って以前にも増しての笑いを取り戻したり寄席なんぞにも出かけてみようかという気になったのは、自分で苦難を乗り越えようという努力であるとか戦いであるとかがあっての賜物だもの人間だものみつをと俺は本当に自負するし自分で自分を褒めてやりたいと思っているのだが、そうした自助努力と同時にまた大事なもの&hellip;&hellip;いや、感謝するものたちがある。<br />
<br />
　それが、藝術と友情だ。<br />
<br />
　前者で言えば、今回は自身の復活の流れの中で出会った物語たちがあった。<br />
『風立ちぬ』『夫婦善哉』そして『あまちゃん』。<br />
　この三作品に復活し始めた初夏から盛夏そして秋口に到る中で出会え、時間を共に過ごせたことはとても大きい。今年の夏というか今年という&mdash;&mdash;おそらくは俺にとって最大の試練の年&mdash;&mdash;を象徴する作品たちだと言っても過言ではない。どれだけの泪と洟を流したかしらない。大袈裟ではなく、俺は俺の後半生をこの作品たちのように生きるべきだと思い決意した。<br />
（こうしてまたブログを1年半以上ぶりに復活させようと思ったのも、これらの影響があると言っていい）<br />
<br />
　そして後者。<br />
　上記の物語たちともまた二重螺旋を描くように現実においても俺が救われた人々などは数限りなくて本当に皆に感謝なのだが、それらの交歓の中で分けても感謝したいのが、とある二組の夫婦。<br />
　かたや出会いでありこなたますますの深みの発見であるのだが、どちらにも共通して言えることは、ベクトルが似ているということだ。その生活《くらし》も、愉悦《たのしみ》も。<br />
　蛇足ながら双方ともあくまでも〝俺〟が媒介であり互いに世界に在るわけではないのだが、それぞれとの交歓の中で俺にとってどちらもこの上なく大切な存在であると考えたし、すべてを語ろうと思い伝えた。そしてどちらもちゃあんと俺を受けとめてくれてまた俺もまた&mdash;&mdash;たぶん&mdash;&mdash;それぞれの夫婦にとって大切なヒトとしてのポジションを獲得出来たと考えている。<br />
<br />
　だから、今回の俺の「寄席復活』において、東の夫婦と西の夫婦双方に、声をかけた。<br />
　これがまた、どちらも落語には一家言ある夫婦でねえ（笑）<br />
<br />
　そんなわけで末廣亭入り前からの伊勢丹デパ地下での食料買いだしと昼餉、そして昼席中入り前から末廣亭入りして夜席のハネまでという強行軍にも付き合えてもらえたし（尻が痛くなりましたなあご同輩）、また十分以上に寄席を楽しんでもらえ、かつまたそのあとのおそ松人数での飲みでもまた、互いに馬鹿ァ言い合って腹がよじれて死ぬかという時間を過ごしましたさ。<br />
<br />
　俺は幸せ者だと思う。俺は負けない、おめいらの友情が俺を支えているからだウルトラの星光る時（笑）<br />
<br />
　ありがとう。ぜひ今後ともよろしくな!!]]>
    </description>
    <category>落語／寄席</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/%E8%90%BD%E8%AA%9E%EF%BC%8F%E5%AF%84%E5%B8%AD/%E3%82%88%E3%81%9B%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AB%E2%91%A1%20%E3%80%9C%20%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A8%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC%EF%BC%86%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%20</link>
    <pubDate>Mon, 07 Oct 2013 17:19:50 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>よせはいいのに① 〜 いとおしいとブルー＆ハッピー Part I</title>
    <description>
    <![CDATA[日付を二つ跨いで既に一昨日の話になってしまったが、ひさしぶりに寄席に行った。<br />
　新宿末廣亭10月上席。同じ末廣亭に昨年10月2日に行ったのが直近だから、約1年ぶりの寄席ということになる。<br />
<br />
　いやあ、やっぱり寄席はいいですね。<br />
<br />
「落語を聴く」ということでいえば上記よりあとにも独演会や落語会などにいくつか通ったし無論CDやTVでも〝経験〟はしているわけだが、やはり寄席には寄席ならではの空気と魅力がある。ベンヤミン的に言えば「アウラ」が違うんだな。俺もそんなに数を経験しているわけでもないので偉そうなことは言えないが、やはり落語と演芸は寄席を〝体感〟してナンボだろうと思う。<br />
　さらに昨年を思い出して「ああそういえば」と思い出したのだが、この時期は「新真打の披露興行」に当る。今回もまた図らずも〝あの〟川柳川柳師匠の唯一の弟子である川柳つくし師匠の真打披露<span style="font-size: xx-small;">《おひろめ》</span>に当り、その華やいだ雰囲気に身も心も幸福感に満たされたというわけだ。実を言えば俺にとって落語のライヴ&mdash;&mdash;つまり生で聴くのも今年は初めてだったのだが、その〝復活〟がこのような形でもたらされたのは、大袈裟ではなく「生きてて良かった」と思わせてくれるものだった。<br />
　様々なものたちに、感謝なのである。<br />
<br />
　その詳細はまたのちに譲るとして、今回ひさびさの寄席行きを末廣亭10月上席夜と決めたのは、そのウェブサイトを見て出演が豪華だなこりゃと思ったからだ。<br />
　ことに中入り前の川柳川柳と柳亭市馬の両師匠の名前と、そして〝交代出演〟でひょっとすると柳家小三治師匠かもしれないということ。小三治はとどのつまり叶わなかったが他にも錚々たる面々が名を連ねていて、我が寄席復活に相応しいと思ったことがある。<br />
　そして更にまったくこれが寄席の醍醐味というか蓋を開けてみなければわからないというかなのだが、上記で語った新真打披露興行の時期のタイミングというわちゃわちゃ（笑）が俺にとって素晴しい結果をもたらしてくれた。これがまたどうにも、ね。<br />
<br />
　正直なところ今回の主任<span style="font-size: xx-small;">《トリ》</span>である川柳つくし師匠についてはお名前も存じ上げなったし、そも事前にウェブで調べていた際に「主任は交代出演」ということで目的ではなかった。現地入りして初めてああ真打披露興行なのだなと気づいたほどでつくし師匠には振り返ってみて申し訳ない気持ちでいっぱいなのだが、俺にとって川柳と市馬の名前が並んでいるだけで〝復活〟は十分だった。ことに落語といえば『笑点』かせめても新春特番ぐらいしか思いつかない人々にとっては馴染が無いだろうが、両師匠ともにまあ知っとかなきゃ駄目でしょうという重鎮であり、俺は双方ともに主任興行や独演会にわざわざ行ったほどに敬愛する噺家だ。<br />
<br />
　で、その二人が名を連ねる「夜席」が始まり、前座そして二つ目（古今亭志ん吉）が終わって次に最初の色物の際、本来の出演予定であった手品のアサダ二世さんではなく擬声漫談のひびきわたるさんが出演出てきて「おや？」と思い、さらにその次を迎えて俺は得心した。<br />
　本来は俺もBS-TBS『落語研究会』で何度か拝見している桃月庵白酒師匠の筈なのにやけに細い白酒師匠が出てきたなと思ってよく見たら、なんとこれまた大好きで応援もしている若手真打の成長株である柳家三三師匠！&hellip;&hellip;続けて三遊亭白鳥の筈が入船亭扇辰師匠というわけでやたら「代演」が多い。ははぁん東京四大寄席<span style="font-size: small;">（浅草演芸ホール、鈴本演芸場、池袋演芸場、そして末廣亭）</span>での真打披露興行の持ち回りで出演者がわちゃわちゃになってるなと（笑）。ああ本当に俺はいま独演会とかではなくて寄席にいるのだなあと、そのアウラ感にしみじみと嬉しくなり始めたわけだ。<br />
　続けてこれもまた目的の一つであったすず風にゃん子・金魚の毎度お馴染な元気一杯のステージで爆笑し初音亭左橋師匠の口演を聴いて、そのあとにまたぶっとんだのなんの！<br />
　本来は柳家喬太郎師匠の筈が「めくり」に表示されたのは『菊之丞』！&hellip;&hellip;そう、我らが古今亭菊之丞師匠なのだった!!<br />
<br />
　もうね、死ぬかと思った。<br />
<br />
　菊之丞師匠といえばこれもまた詳細は別途だが、当日同席した「鴻池の猫」たる〝東の義理の弟夫妻〟と様々な思い出がある噺家だ。なんか当日足を運ぶ前から出演予定に名前は連ねてはいなかったがなんとなく師匠は聴けるんじゃねえかなあという予感はしていたんだが（それをフォースという）、まさか本当に聴けるとは。しかも約1年ぶりに出会ったその芸『親子酒』はますます精進を重ねたのだろう。『目黒のさんま』ではないが今この現在この年齢の菊之丞でしか聴けないだろうという脂の乗り切った口演で、いろんな意味で全俺が泣いた。けっして大袈裟ではなくね。<br />
　続けてハナには間に合わなかったのだろうがこの時間には出演できるようになったのだろうアサダ二世さんの控えめな手品（林家ぺーの代演。それはそれで観たかった）を経て、お楽しみの川柳師匠『ガーコン』！&mdash;&mdash;いつもより歌が多く嬉しそうだったな。やっぱり愛する愛弟子たるつくしの真打披露がたまらなく嬉しかったのだろうエロ爺さん（笑）。俺もガーコン歴はそう多くはないが、これまで聴いた中で一番素敵なガーコンだったな。師匠、いつまでもお元気で反骨で。<br />
　そして中入り前の市馬師匠。地口<span style="font-size: xx-small;">《ダジャレ》</span>系の噺ながら、さすがの貫録と空気を読む感じ。軽く演じながらも本興行の華やぎ寿ぎをきっちりと踏まえてばぁっと盛り上げて、かつぐぐぐいっと次の真打披露<span style="font-size: xx-small;">《おひろめ》</span>へと座を盛り上げる&mdash;&mdash;俺の大好きな四文字熟語で言えば「一座建立」を作り上げる感はもう、舌を巻くしかない。歌ったし（笑）。昼席で演じた六代目には申し訳ないが、早いトコ「小さん」を継いでくださいよまったく。つか、俺としては「市馬」が大名跡になってもまったくいいんですけど。<br />
<br />
　&hellip;&hellip;というわけで（？）このあとのお披露目から何からまだまだ綴りたいことはたくさんあるだが、とりあえずほぼ1年半ぶりのエントリは、眠いし頭も回らなくなってきたし酒も切れそうなんで（笑）まずはここまで。<br />
　<br />
　ちゃんと続けるつもりなんで、次を刮目して待て!!]]>
    </description>
    <category>落語／寄席</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/%E8%90%BD%E8%AA%9E%EF%BC%8F%E5%AF%84%E5%B8%AD/%E3%82%88%E3%81%9B%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AB%20%E3%80%9C%20%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A8%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC%EF%BC%86%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC</link>
    <pubDate>Sun, 06 Oct 2013 20:25:00 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">bunshi.blog.shinobi.jp://entry/98</guid>
  </item>
    <item>
    <title>バーサンダード 〜 林檎救助隊発進!! #iPad #後期高齢者 #</title>
    <description>
    <![CDATA[　前エントリ<a href="http://bunshi.blog.shinobi.jp/Entry/95/" target="_blank">（→）</a>で後期高齢者後期のオフクロのiPadとの奮闘記を綴り、好評を博した。<br />
<br />
　で、あれからオフクロはメールについては概ね習得するに至り、ここ数週間は俺とは電話よりもメールで近況等をやりとりすることが多くなった。<br />
　また、現在米国留学中の孫（俺の上の娘）ともメールのやりとりをするようになり、齢86歳にしてケータイも含めたところの人生初メール生活を満喫しているというわけだ。<br />
　さすが、下総の国、東葛の小原糸子（笑）<br />
<br />
　ところが今朝、俺が外勤めの仕事に入る直前にひさびさにiPhoneに電話着信があった。<br />
　よほどのことかと思い折り返したところ、<br />
「メールが使えなくなった。また、青空文庫のアプリが無くなった」<br />
　との由。<br />
<br />
　で、幸いにしてお世話になっているヘルパーさんが午後に様子を見にきてくださるとのことだったのでとりあえず進捗を見守っていたところ、15時頃にメールが入った。<br />
　つまりメールについては無事に復旧した証左だったわけだが、青空文庫アプリだけはどうしても見つからないとの記載。<br />
　なので急ぎオフクロに電話連絡を取り、ヘルパーさんに代わってもらいiOSの検索機能を使って青空文庫アプリ＝i文庫HDを探してもらったのだが、やはり完全に消失した模様。<br />
　経緯を確認したのだが、どうやら昨日オフクロの家の屋根の修繕の見積もりにやってきた懇意の大工さんがiPadに興味を示し23時過ぎまでいじり倒してたらしいのだが、どうやらその中でi文庫HDを消してしまったらしい。<br />
　はあ、こりゃこりゃ……<br />
<br />
　もちろんiOSアプリのこととて再ダウンロードをすればいいわけなのだが、アプリのダウンロードはまだ“あえて”教えていないし、i文庫HDは俺のアカウントで購入したものだ。いかに懇意のヘルパーさんが協力してくださる可能性があるとはいえ、そうそう再ダウンロードのためのパスワードを教えるわけにはいかない。<br />
<br />
　そんなわけできょうから地獄の5連勤という最高のタイミング（涙）ということもあり逡巡したのだが、とどのつまり他の日に動くよりはきょうしかないだろうというわけで、外勤め終了後に遠路はるばる武蔵野線ぐるり等々を利用して顔を出し、各種の面倒を見て、つい先ほど帰還したわけだ。<br />
<br />
　いやー、疲れた。あした休みてえ（笑）<br />
<br />
　まあこれが他のアプリだったら数日待ってもらうこともありだったわけだが、よりにもよって消失したのが「i文庫HD」だったというのが最大の問題。<br />
　何せ前エントリでも綴ったように昭和の大文学少女だった彼女は本当にi文庫HDで気軽に読める青空文庫を大いに気に入っており、すでに多くの作家たちの作品群を読破したらしい。ひょっとするとi文庫HDのヘビーユーザ100選に入るかもしれない（笑）<br />
<br />
　というわけでここで青空文庫が読めなくなることでiPadへの興味が薄れてしまっちゃ困るということで、俺も老体に鞭打って出かけた次第。老老介護林檎版（笑）<br />
<br />
　とまれ無事i文庫HD復帰。ばあさん、大喜びの巻。<br />
　ついでにiOS5.1へのアップデートも済ませたわけだが、おかげでIIJmio高速モバイル/Dの今月のバンドルクーポンが風前の灯だ(´･_･`)<br />
<br />
　まあしかしこんなことでも無い限りは足が遠のきがちなので、とりあえず喜ぶ顔を見られてよかったかなと。やれメールだSNSだつったところで、顔を合わせるにまさるものはないからねえ。<br />
　次はウェブの活用をレクチャ予定。<br />
<br />
　そして各種作業をしながら昨今の世情などについてもまたいろいろと語らったのだが、まあ世の中つらいことや考えなければならないこと、また闘わなければならないことも多々あるものの、そういうときに鬱<span style="font-size:x-small">《ふさ》</span>ぎがちな心を救ってくれるのがやっぱり文学なり芸術だよね、と。<br />
<br />
<i>「風立ちぬ。いざ生きめやも」</i><br />
<br />
　図らずも両者の口から同時に出た堀辰雄の一節にがっしりと握手をして、武蔵野のサンダーバードは颯爽と秘密基地への帰路についたのだった。]]>
    </description>
    <category>iPhone／iPad</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/iphone%EF%BC%8Fipad/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%20%E3%80%9C%20%E6%9E%97%E6%AA%8E%E6%95%91%E5%8A%A9%E9%9A%8A%E7%99%BA%E9%80%B2--%20-ipad%20-%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%20-%EF%A3%BF</link>
    <pubDate>Thu, 12 Apr 2012 15:09:36 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>タブレットおばあちゃん 〜 後期高齢者iPadレクチャー第二回</title>
    <description>
    <![CDATA[　今年の始め。<br />
　オフクロ（後期高齢者後期）にiPad 2（Wi-Fi + 3G）をくれてやった。<br />
<br />
　正月に顔を出したおり、前日に訪問した孫（＝俺の次女。社会人2年目）のiPhoneを見たり数十年来通っているカトリック教会で懇意にしている人が導入したスマートフォンやらを見たりしたらしく、なんやらそうしたものに興味がありそうなことをぶつぶつ呟き始めた——twitterではない——のがきっかけというか起爆剤。<br />
「アンタのそれは何？」<br />
「これはiPhone。○○○（下の娘）が使ってるのと同じだよ」<br />
「アタシにも使えるかしら」<br />
「うーん、iPhoneでも使えるかもしんないけど、iPadのほうがいいかもなー。画面が大きいし」<br />
　といった会話がありさらに、<br />
「○○さん（教会で懇意にしているオフクロよりふた回りぐらい下の前期後期高齢者男性）はパソコンっいうの？……なんか勉強して頑張ってるみたいだけど」<br />
「その気があるなら教えてやるぜ」<br />
　といったやりとりがあったのだが、その後やれパソコンを使うならWindowsはやめたほうがいいだの、これからオフクロがそっち方面に手を出すならばMacさえも飛び越えてiPadのほうが望ましいだの、そしてさらに俺もよせばいいのにAppleの歴史や哲学などを語りここに来て高齢者がiPadに手を出すケースが多いことを説明したら、iPadに興味を持った次第。<br />
<br />
　この経緯には、いわゆるITをまったく理解・体験しておらず、数年前にようやっと携帯を持ったにせよやっとワンタッチボタンで俺に電話をかけることしか出来ない彼女に対し、俺に寄せる“面倒”を緩和できるかもしれないという思惑があったからだ。<br />
<br />
　何せこちらの都合も考えずにちょっとした用事で電話をかけてくる。それがまず迷惑なのだが、その電話の理由のひとつに現在アメリカ留学している上の娘の消息を知りたいなどというものもあって、このことについては俺自身だってFacebookで彼女の近況を知るしかないわけで……まあつまりオフクロがiPadを入手すればその辺りが若干でも緩和できるかもしれないという期待というやつ。<br />
<br />
　で、全体的な流れとしてはなかなかいい感じになってきて、本人iPad買う気満々になってきて「よしよし」と思っていたら、最後のさいごに「金が無い」という大逆転。<br />
　そしてさらにそれが年寄りというものなのだがこれまでの自身が息子や孫にしてきたことなどの実績自慢や恨み節などが始まった日にゃあ、<br />
「うるせえわかったよ！ 俺が買ってやる!!」<br />
　という展開になったという次第。<br />
　ま、俺もいいかげん放蕩息子だったし、そのぐらいはな、と。<br />
<br />
　というわけで俺の居所地元で当時実施されていたソフトバンクの「新　アレ　コレ　ソレ　キャンペーン」にて上記を購入、数日後に届けたというわけだ。<br />
<br />
　まあ正直いえば俺自身が爪に火を灯す生活の中でのソフトバンクへの支払いが毎月ゴセンマンエン弱ほど増えるわけで逡巡しなくもなかったのだが、とどのつまりよかったなと思う。「いまのところ」という括弧付きだが。<br />
<br />
　つづめていうと、「オモロイ<span style="font-size:x-small">（©善作＠『カーネーション』）</span>」のだ。<br />
<br />
　いやなんつうか上記の思惑とは逆に俺個人の時間や肉体的負担は増えることになったのだけど（笑）、変なハナシだがAppleが最も↓な時代にそれを主とするテクニカルライターを経験し先のエントリ<a href="http://bunshi.blog.shinobi.jp/Entry/91/" target="_blank">（→）</a>でも綴ったような経験があり、そしてかのジョブたんがiPad初号機を発表したときのラストの言葉、<br />
<strong>「テクノロジとリベラルアーツの交点」</strong><br />
　にボロボロ落涙した俺にとって、今更ながらまさにきょう（昨日）のハナシだが、<br />
「ホームページってのがよくわからないのよね」<br />
　と宣<span style="font-size:x-small">《のたま》</span>う、今週の『カーネーション』の糸子や奈津とほぼ同い年のオフクロにITと、ことにAppleを伝えることがたまらなく面白い。<br />
<br />
　例えば「メール」という俺らが日常あたりまえに使っている言葉さえ、そこからまず説明しなければならない。<br />
「メールってのは、手紙って意味だよ」<br />
　といったところで、それですぐに理解されるわけではない。メーラーを起動してメールをチェックする（＝iPadでいえば「メール」アプリをタップする）ということひとつにしても、<br />
「オフクロがよたよたと悪い足で寒い中を外のポストを見にいくでしょ？ それと同じなんだよ。この『メール』をぽんってしないと、メールつまり手紙は読めないんだよ」<br />
　といったことから始めければならない。<br />
　面倒くさいが、それがまたいい。<br />
<br />
　これ以上の詳細は割愛するが、なんのIT系知識も無い90歳になんなんとするしかも同居をしていないご婦人に短い時間をしてiPadの使いかたを教えるということは、激烈に困難だ。<br />
　がしかし、エキサイティングでもある。<br />
<br />
　面白いことに、iPadをしてもオフクロがすぐに理解できるメタファやインターフェイスもあれば、なかなか理解できないものもある。<br />
　そしてAppleそして何よりジョブたんってのは、こういうことを常に求めどうしたらいいかを考え続けている（た）のだと、あらためて思う。俺自身が、いい勉強をしているのだ。<br />
<br />
　Macintosh誕生以前の俺の大好きな“伝説”のひとつに、マウスのボタンをいくつにするかについて、Appleは4歳の女の子から84歳までご婦人に対し数年かけてモニタリングしたというのがある。<br />
　そしてとどのつまり、「1つがいい」。<br />
　多くは語らないが、大事なことだと思う。<br />
<br />
　そしてきょう「へえ〜っ!!」と思ったのだが、オフクロにiPadの「タップ」をさせると、いうことをきかないことが多い。<br />
　なぜかといえば、彼女はタップを“押し込み過ぎる”んだよな。例えばメールの送信ボタンを“ぽんっ”と触れてすぐに指を放せばいいものを、“ぐぐっ”と押しすぎる。そうすると、何の反応もしない。<br />
　それは彼女のIT機器に対する「畏れ」なのかなとも思ったのだが、Appleが提供しているタッチ操作の微妙な“匙加減”等々は出来る立場からすれば単純行為だが、それでも“取りこぼし”はある。この辺りは、今後のAppleの課題だろうな。<br />
（だから音声かもしれないが、それが正解とも限らない）<br />
<br />
　さてところで基本的には俺がオフクロと同居するなりもっと頻々に通うなりすれば、いわゆる”拾得”はもっと早いかもしれない。<br />
　が、それがなかなかどうしてというのが、<br />
「人、生きる。」<br />
　なのだな。正論だけではないのだ世の中は。<br />
<br />
　とまれ今宵の3時間ほどのレクチャで、オフクロはなんとかメールの送受信については拾得した模様。明日——というかすでにきょうだが——テストをする。<br />
<br />
　さらにところで。<br />
<br />
　iPadを“手渡す”にあたり、オフクロにとっての未知の道具に対していかに“あきらめない”かを逡巡したものだ。<br />
<br />
　その辺りの経緯についてはtwitterではつぶやいていたが、それはまた稿を譲る。<br />
　とまれまず考えたのが、俺自身にも大きな影響を与えているところの、“文学少女”としてのオフクロ。<br />
　だから譲渡時にアプリ「i文庫HD」をインストールし『青空文庫』の読みかたをまずレクチャした。わかったような、わかってないような感じだったが。あと、音楽の聴きかた（オフクロが好きそうな曲は入れといた）<br />
<br />
　そしてきょうのレクチャの中でオフクロがふといった。<br />
<strong>「メールとかホームページとかはよくわかんないけど、青空文庫は読んでるよ」</strong><br />
　いや、これはぐっと来た。<br />
「アンタ、えらいよ！ そんなばあさんは、そんなにいねえぜ!!」<br />
　と、言葉にもした。<br />
<br />
　あえて多くは語るまい。<br />
　きょうのレクチャはメールについてだったが、たとえそれが会得されないにせよ、よしよしと思うわけだね。<br />
<br />
　ITデバイスはヒトをしあわせにしてこそのモノってなハナシであって、ここまで綴ってきたような半ば以上に心象的なもんがあっても、それはそれでいいじゃねえた。是か非か、性か否か——そんないわゆるデジタルでは語れないものをもたらしてくれるから、俺はAppleが好きだ。そんなことを、あらためて思った。<br />
<br />
　まあ今後ばばあがくたばるまで面倒みなきゃいけねえのか俺とか現象的にはややこしいもんも多々あるが、まあまあまずまず、い〜い感じに“俺が出来ること”をしてるかな……なんて、ちっと考えた次第。<br />
<br />
　というわけで、オフクロがiPad入手について“手書き”で教会報に載せたらしい文章を。拡張子が「.htm」ってあたりが1990年代、Windows 98とか臭いっすね（笑）<br />
<a href="http://www10.plala.or.jp/cathkasu/timote.htm" target="_blank">http://www10.plala.or.jp/cathkasu/timote.htm</a>]]>
    </description>
    <category>iPhone／iPad</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/iphone%EF%BC%8Fipad/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%20%E3%80%9C%20%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85ipad%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%9B%9E</link>
    <pubDate>Mon, 19 Mar 2012 18:28:38 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">bunshi.blog.shinobi.jp://entry/95</guid>
  </item>
    <item>
    <title>Siriアナ 〜 Kyokoちゃんと遊ぶ #iPhone #Apple</title>
    <description>
    <![CDATA[　こなさん、みんばんは。<br />
『カーネーション』について綴った<a href="http://bunshi.blog.shinobi.jp/Entry/93/" target="_blank">前エントリ</a>が空前の22拍手（本日現在）を得て気を良くしている、国木田独居こと翡翠伊作です(^o^)<br />
<br />
　さて、発表されましたねiPad新モデル。その名も<a href="http://www.apple.com/jp/ipad/" target="_blank">「新しいiPad」</a>（笑）<br />
　まあiPhone含めこれまでのように数字だのGSだのSだのがくっついて「どれが誰の子ぉやらわかりません（笑）」状態よりも、Macのようにすべて無印として世代で区別するほうがすっきりしてて個人的にはいいと思います。<br />
　で、ちょっとだけ悩みましたがiPad 2を見送って2年弱“初号機”を愛用してきたこともあり、ここはやはり“三世”は買《こ》うちゃろちゅうことで、さっそくオンラインのApple Storeでぽちっちゃりました（売る際に安ぅなるのは覚悟の上で、無料刻印なんかも含めて。どういう刻印だかはとりあえずナイショ）。<br />
　到着が楽しみ♪( ´▽｀)<br />
<br />
　ところで同時にリリースされた「iOS 5.1」も、さっそく朝起きてすぐにiPadとiPhone 4Sにインストールした。<br />
　iPadのほうはまあせいぜいが不具合修正といったところだが、iPhoneのほうのお楽しみはやっぱ何といっても<span style="font-size:large"><a href="http://www.apple.com/jp/iphone/features/siri.html" target="_blank">「Siri子さん」</a></span>。<br />
　ちなみに、ロゼット洗顔パスタではない（←それは白子さん）<br />
　<br />
　日本語版Siri子さんの声は、MacやiOSでも以前から「テキスト読み上げ」機能に使われていた『Kyoko』さん。<br />
　俺はこれまでもけっこうKyokoさんとは遊んでいて、「『モヤさま』ごっこ」をしたりtwitterでも<a href="http://twilog.org/tweets.cgi?id=kawasemi&word=Kyoko" target="_blank">こんなこと（→）</a>をつぶやいたりしていただけに、彼女の声がそのまま採用されてよかったよかったって感じ。アナウンス＝会話がいかにもな感じなのもご愛嬌というか、KyokoちゃんかわいいよKyokoちゃん♡（ここ、ヒロシ＠野沢雅子さまでお願いします）<br />
<br />
　というわけでご多分に漏れずきょう一日少しばかり試してみたのだけど、まあ何というかSiriやっぱ凄いすっね。<br />
<br />
　いま現在はサーバが混雑しているのか正常動作しなかったり、あるいは、<br />
「椎名林檎の『カーネーション』を再生して」<br />
　で、なぜか佐野元春『ガラスのジェネレーション』が再生されたりしてそうしたまだまだ感は否めないものの、こうした初動のお茶目さんぶりもまた楽しんでしまうことこそが林檎派クオリティというもの。<br />
（Kyokoちゃんの名誉のために付け加えると、インストール直後にはちゃんと林檎の『カーネーション』を再生してくれた）<br />
<br />
　今後どんどんと日本語版SiriもブラッシュアップされていってHAL9000やらナイトライダー的になっていくのかと思うと、わくわくする次第。<br />
　つか、どうしてiPad“三世”でSiriがサポートされなかったのだろう？ 教えて、エロい人！<br />
<br />
　ところでSiriを使ってみてあらためて思うのは、日本と諸外国との「声によるコミュニケーション」の考えかたというか文化の違い。<br />
　このことの詳細はまた稿を別にしたいと思うのだが、Siriなどが一般的になってくると、例えば公共交通機関内などでの「通話はご遠慮ください」なども見直しが必要になってくるのではないだろうか。<br />
　他国の実際は知らないのだが、国内の列車内などで西欧人や中国人などが携帯通話のみならず複数人での会話に実に遠慮が無いとライダーなのはよく体験するところ。それは彼らがマナーを知らないというのではなくて、そも「公共の場所では静かにする」というのが、日本や一部の国だけでの価値観なのではなどと考えたりもするわけだ。<br />
　ヘッドセットによる通話なんかもそうで俺はiPhone以降わりと路上を歩きながらヘッドセットで通話をしちゃう人だったりするんだけど、やっぱハタから見りゃあ変な人だよなと。<br />
　そんなことも含め、色々と考えさせてくれるKyokoちゃん／Siri子さんだったりするわけだね。<br />
<br />
　というわけでそろそろ蓐《しとね》へ。<br />
　さっきKyokoちゃんにお願いして、明朝の目覚ましアラームをセットしてもらった俺ですよ。<br />
<br />
　サーバの輻輳（？）も回復したみたい。<br />
「おやすみ、Siri」<br />
　って話しかけたら、<br />
「おやすみなさい、Kawasemi」<br />
　だって!!<br />
<br />
　いゃあん、やっぱかわいいよKyokoちゃん♡（笑）]]>
    </description>
    <category>iPhone／iPad</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/iphone%EF%BC%8Fipad/siri%E3%82%A2%E3%83%8A%20%E3%80%9C%20kyoko%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E9%81%8A%E3%81%B6%20-iphone%20-apple</link>
    <pubDate>Thu, 08 Mar 2012 16:20:33 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">bunshi.blog.shinobi.jp://entry/94</guid>
  </item>
    <item>
    <title>スター・うおぉーっ図 ジダイの帰還 〜 @machiko_ono 版 #カーネーション 127話 大団円</title>
    <description>
    <![CDATA[　連続テレビ小説『カーネーション』。“尾野真千子版糸子”が、きょうで終わった。<br />
　いま、5回目を鑑賞しながら、このエントリを綴っている。<br />
<br />
　いつもにも増しての、いわゆる「神回」。<br />
　この国は、いまこういうときだからこその、素晴しいドラマを得たと心から思う。<br />
<br />
　まずは尾野真千子さん、本当にお疲れさまでした。空前のヒロイン像を見事演じきったことに、感服しまた感謝いたします。<br />
<br />
　さて——<br />
<br />
　一部のすでに鬼籍に入った人々を除く劇中のオールスター総登場ともいえる“もうひとつの最終回”。<br />
　それを初回と同じく——しかし夜の——だんじり祭りから始めるあたりがまず、このドラマに通底するリフレインの妙。そして相変わらずの、みんなそれぞれのがちゃがちゃ感（笑）。こういうのが、上手いなあと思うわけだ。<br />
　そしてしれっと「チビはもう増えすぎて、どれが誰の子ぉやらわかりせん」というナレーションを挟むｗ いやー、たまりませんな。<br />
（後述するがこれがまた、クライマックスに繋がる）<br />
<br />
　そして導入部としてのがちゃがちゃのあとに千代お母ちゃんのいよいよ危険が危ないという場面で視聴者を不安にさせ、しかし恵さんのやさしくきっぱりとした言葉でぐっとさせる……と思いきや、さらに直後に同じく恵さんの奇声と女走りですぱーんと笑かせられるｗｗｗ<br />
　いやもうね、脚本、演出、そして演技等々に、いいように踊らされている俺たちファン(^_^;)<br />
<br />
　ところでこの『カーネーション』の魅力というのは、まさに上記シークエンスに表れているのではないかと俺なんか思うわけだ。<br />
<br />
　例えばいよいよヨイヨイになっている木之元や木岡のおっちゃんなども含め、あえて——カーネーション風に乱暴にいえば——老人ボケというやつは、「老いのかなしみ」があると同時にまた、まさに「ボケ」ではないが或る種の可笑しさも伴うものだ。千代お母ちゃんを思わず怒鳴ってしまった糸子のように老人ボケに対して怒ったり悲しんだりすることもあるが、あまりにも突拍子もない言説・行動に対して吹きだしてしまうこともある。<br />
　つまり、「苦笑い」とか「泣笑い」とかいうやつ。<br />
　苦しみだけでも泣きだけでもなく、そこにまた笑いもあるということ。<br />
<br />
『カーネーション』が素晴しいのは、こうした“どちらともつかず”が常に描かれてきたことだと思うのだ。<br />
　表裏一体とか、両側面というか、間《あいだ》とかいったもの。人や、物事や、歴史的事実とか、そういったものに対して、二元的とか、一面的に描かれてはけっしていない。<br />
<br />
　視聴者の各々が自身の来し方を振り返ってみれば歴然だが、ヒトが生きる、生きていくということは、けっしてゼロかイチかとか、勝ち組か負け組かとか、そんなモンでは語れないものだ。<br />
　それが——ことにこの数年、さらにいえばネット上でのやりとりなどにおいて——どうにも是か非かばかりの短絡的な言説や価値判断が目立つ。<br />
　まさに今週の『カーネーション』の前半における病床の玉枝さんの台詞等々においてもネット上において、やれ自虐史観だのといった“祭り”になったことは記憶に新しいわけだが、いやいやいやいや、『カーネーション』ってのはそういう論争云々に落としてオシマイってなことを描いてきた作品ではないでしょうということ。<br />
<br />
　夢と理想と現実と。成功と失敗と。思い通りにいかないことたち。その、振り子の加減。<br />
　それを、丁寧に。<br />
<br />
　後述というかいうまでもなく今回の大クライマックスは善作お父ちゃんが「（回想）」でも「（写真）」でもなく再登場したことにあるわけだが、その善作にしてもドラマ当初は或る判断基準にのみ固執するかたがたにとってはドメスティックバイオレンスばかりがカンに障ったらしくさんざん批判されたわけだけれども、いまや善作無しでは夜も日も明けないほどの大ファンを獲得している。<br />
　そういうことだろう。<br />
　<br />
　勝てばいい、売れればいい、繁栄すればいい、否定すればいい、批判すればいい、品行方正で爽やかであればいい（笑）、等々……何かこう、くどいようだが是か非かとかイチかゼロとかそうした判断ばかりできた、ことに近現代史に対しての、渡辺あやの、静かな、力強い“思い”を感じるわけだ。<br />
<br />
　さてそしてまたきょう糸子は「岸和田で生きていく」を北村に対し宣言したのだけれども、この言葉に到るまでの五軒町やその周辺の人々とその関わりを丁寧に描いてきたからこその力強さがある。<br />
「どれが誰の子ぉか〜」という台詞は、糸子が根源的に“岸和田の人”“地の人”であることの表出だろうと思う。<br />
　かの東北の被災者のかたがたにおいても先述のようにゼロかイチかだけで考えれば、極端ないいかたをすれば「とっとと故郷を捨てて別天地で頑張ればいいんじゃない？」ってのが、短絡的にいえばそうなるかと思う。<br />
　が、もちろんそうではないわけで、そうしたことがじりじりと視聴者の潜在意識（イドの怪物©『禁断の惑星』）にうったえるわけだ。こういうところが、『カーネーション』は上手い。<br />
<br />
　そして北村との別れ。<br />
　20年以上、ほとんど半同棲というか疑似夫婦——優子、直子、聡子にとっては父親——だった北村。<br />
　が、その北村は、ここに来て、いわば“グローバル・スタンダードへの勝負”をしようとしているわけで、その思考／指向は、いかにも野郎っぽい（♂にはそうした性癖があるもんだ）。そしてそうした北村に対し、“地に生きる”を選んだ糸子。<br />
　ここがまた、見事というしかない。<br />
　さらに北村はいわば“人生最後の大勝負”を指向しつつ、この先は“独り”になる糸子に対して精一杯の思いやりを見せる。<br />
　男として。<br />
　ホンモノの野郎として、ご婦人に対しての、精一杯の思いやりを以て。<br />
　素晴しいなあ。<br />
『カサブランカ』『ラ・マンチャの男』『ルパン三世 カリオストロの城』『シラノ・ド・ベルジュラック』に匹敵する、野郎のダンディズムここに極まれりだ。<br />
　そして糸子に一蹴されるトコがまた（笑）。これぞ、泣笑いだ。<br />
　ほっしゃん。 @hosshyan も本当に、お疲れさまでした(T^T)<br />
<br />
　さて、大クライマックスについて。<br />
<br />
　先述のようにほぼスターたち登場の場面において、千代と善作を描くのは大反則(ToT)<br />
　これもまた、直前に到るまで千代お母ちゃんを丁寧に描いてきたことの勝利だ。<br />
<br />
　このシークエンスはもういくつもの言葉を重ねても足りないが、糸子の、<br />
「ウチは宝抱えて生きていくよって」<br />
　の直後、千代が集まったみんなをしあわせそうに舐めたあとに木之元と木岡の両おっちゃんの合間から立ち現れるというのが素敵すぎる。<br />
　そしてさらに、一所懸命に二階に上がった千代が善作に並んだとたんに、また楽しげなみんなの映像を一瞬挟むとか、もうね、どうしたものかと。<br />
（そういえば今回の冒頭の「いつもの年寄り組は神社のお参りを済ませたら善ちゃんに報告に来て」とか、善作はいわゆる「アナログハブ」だったんだろうな。「〜作」の運命かねｗ）<br />
<br />
　先述のように善作といえば“殴る”（とか、ケーキをひっくり返すとか）が目立ったわけだけれども、同じ殴るにしても思いがこもった場合もあれば理不尽な場合もあった。<br />
　そこが『カーネーション』の凄いトコで、くどいようだが殴るをして単にドメスティックバイオレンスということに落とすのはいかがかというハナシだ。多様性を丁寧に描いてきたこと。<br />
<br />
　そして結婚前／結婚後の善作がどうした行動に出ようが——時に揺れるにせよ——彼のことを好きで好きでしょうがなかった千代。“大お嬢様”が、駆け落ちをした意味。それをまた、千代自身の“言葉”や“主張”ではなくて、都度の場面で描くことの『カーネーション』の素晴しさ。<br />
　そしてクライマックスを幻想か実際か知らないが、“見える”で描くこと。<br />
『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』のラスト、オビ＝ワンやヨーダやアナキンが“見える”に勝とも劣らない映像。<br />
　19世紀末のベルギー象徴派ジャン・デルヴィルの絵画に『魂の愛（The Love of Souls）』というのがあるだけれど、まさにそれを感じた次第。<br />
　<br />
　ところで「勝とも」といえば（笑）、“夏木糸子”に変わる直前に“オノマチ糸子”が前にするミシンもまた気になるところ。<br />
「STINGER」のロゴが見られないので、場所が二階ということもあり、糸子のミシンではなくて、かの勝さんや周防が使ったミシンではないだろうか。<br />
　だとしたらここにも、糸子が愛した者たち、“オノマチ糸子オールスターズ”を感じるわけだ。<br />
<br />
　あ、あと、“オノマチ糸子”のラストのアップ直前、ゆっくりとカメラが上に上がっていくトコで、<br />
「お誂え専門」<br />
　という文字だけ映したのも凄いなあと思った次第。<br />
<br />
　さてとまれこの127話は、本当に「オノマチ糸子の最終回」として相応しかった。<br />
<br />
　脚本、演出、その他すべてのスタッフとキャストが、オノマチ糸子への敬意をここに集中させたのだろうな。<br />
<br />
　そして——<br />
　ここまでの時代が美しく纏めあげられ、次代へと繋がっていく。<br />
<br />
“夏木マリ糸子”もまた、今回のラストと予告編を観る限りは十分以上に期待できそうだ。<br />
<br />
　来週弥生3月いっぱい、またワクワクしながら期待したいと思う。<br />
<br />
　つか、「大最終回」では『三人の糸子のうた』を聴きたいなあ。<br />
]]>
    </description>
    <category>テレビ</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%81%86%E3%81%8A%E3%81%89%E3%83%BC%E3%81%A3%E5%9B%B3%20%E3%82%B8%E3%83%80%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%B8%B0%E9%82%84%20%E3%80%9C%20-machiko_ono%20%E7%89%88%20-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%20127%E8%A9%B1%20%E5%A4%A7%E5%9B%A3%E5%86%86</link>
    <pubDate>Sat, 03 Mar 2012 13:40:42 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">bunshi.blog.shinobi.jp://entry/93</guid>
  </item>
    <item>
    <title>すぷーん腹一杯の幸せ ～ 15周年記念300円カレー</title>
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    <![CDATA[　俺が愛してやまない西国分寺の至宝<strong>『カレーハウス すぷーん』</strong><a href="http://r.tabelog.com/tokyo/A1325/A132502/13024922/" target="_blank">（→食べログ）</a>が、めでたく15周年を迎えたとの由。<br /><br />　てなわけで夕餉は記念の300円カレー（＋大盛60円）を。<br /><br /><a href="//bunshi.blog.shinobi.jp/File/306812275836.jpg" target="_blank"><img src="//bunshi.blog.shinobi.jp/File/306812275836.jpg" width="320" height="426" /></a><br /><br />　いんや～ぁ、んまかったヽ(；▽；)ノ<br /><br /><a href="//bunshi.blog.shinobi.jp/File/306812717646.jpg" target="_blank"><img src="//bunshi.blog.shinobi.jp/File/306812717646.jpg" width="320" height="426" /></a><br /><br />　きょうとあしたの2日間限定。最寄りのかたはぜひに。<br />　ちなみに近隣在住者はテイクアウトを電話予約が吉( ´ ▽ ` )ﾉ]]>
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    <category>食</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/%E9%A3%9F/%E3%81%99%E3%81%B7%E3%83%BC%E3%82%93%E8%85%B9%E4%B8%80%E6%9D%AF%E3%81%AE%E5%B9%B8%E3%81%9B%20%EF%BD%9E%2015%E5%91%A8%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5300%E5%86%86%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC</link>
    <pubDate>Fri, 02 Mar 2012 09:43:58 GMT</pubDate>
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    <title>2002年の挑戦 〜 過去からの叱咤激励</title>
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    <![CDATA[　三十路の後半に「うつ」を患った。<br />
<br />
　当時、Macを主としたフリーランスのテクニカルライターおよびイラストレーターを生業としており、雑誌等々の記事だけではなく十数冊の書籍を上梓するなどしていたのだが、仕事が上手くまわらないなどが引鉄となった。だがまあそのことは自己責任なので、ここで細かくは語らない。<br />
<br />
　で、そのうつが底を見て上昇に転じ始めたころ、取引先のひとつの出版社から、とあるテーマの書籍を執筆しないかとのオファーがあった。<br />
　そのテーマというのが当時の俺も興味を持ちはじめていたもの。なので乗り気満々でミーティングに臨んだのだが、その最後に執筆期間が一ヶ月弱というので大いにたまげたものだ。<br />
　が、ここで勝負しないと駄目だろうと思いオファーを受け、とどのつまり期日前に脱稿。しかも珍しく執筆が乗りにのって予定ページ数を大幅にオーバーしてしまう始末。でそのことについては編集者にご迷惑をかけたが、しかしありがたいことに俺が上梓した書籍の中では最も売れることになった。<br />
　そういう意味ではタイトなスケジュールがむしろバネになったと思われる。ふさいでいる場合ではないというか、そういった。<br />
<br />
　そしてその直後に上梓した——俺がそれ以前4年にわたりこだわってきた——あるMac用ソフトウェアの最新バージョンの解説本とともに某大手書店の「Mac関連本ベストセラー」でワンツーフィニッシュを飾り、俺はそれらをして、三十路半ばからひょんなきっかけで携わったテクニカルライターという仕事に対し、短い年月だったもののとりあえずのケリをつけたと考えたものである。<br />
　その初版が2002年の3月。<br />
<br />
　それからややしばらくして俺はテクニカルライターよりも前からの夢に対してそれを実現するべく歩を進めることになったのだが、未だ海のものとも山のものともつかずに、相も変わらず外勤めにて糊口をしのいでいる次第だ。まあそのことも自己責任なので、ここでは多くは語らない。<br />
<br />
　ところでまさにきょうのこと。<br />
　その外勤め先においてチーフさんの机の上に、その書籍がぽんと置かれていてたまげた次第だ。<br />
<br />
　訊けば同じく外勤め先の別の先輩が昔に購入、いらなくなったので譲られたとの由。まさかこんな形で自作品と10年ぶりの再会をするとは思わなかった。もちろん俺も所有はしているが、もう何年も押し入れの奥にしまったままだ。<br />
　いやあ、懐かしかった。<br />
<br />
　もちろんIT系の書籍なので書かれていることは古く、現在において役に立つ部分は少ない。が、譲渡した側の先輩にも訊いたのだが、仕事において大いに勉強になったとの由。うれしいものだ。<br />
<br />
　そしてひさびさに自身最高の著書を手にして思ったのは、その重さと厚み。上記のように予定よりもオーバーした内容のためにびっしりと詰め込まれた文字たち（もちろん編集者の才覚で読みやすくなっているが）。<br />
<br />
　あれから10年——いろいろあった。本当に、いろいろ。<br />
　確実に体力も落ちているし10年も経ってまだ夢がカタチになっていないという焦りもまた降り積もっていくばかりだが、<br />
「俺、これを綴ったんだなあ……」<br />
　と。<br />
　あの状況下で、あの期間で。<br />
<br />
　正直、武者震いがした。<br />
<br />
　ちなみに<a href="http://bunshi.blog.shinobi.jp/Entry/67/" target="_blank">本ブログにも綴った</a>先月2月4日立春に結婚した親友は、俺が新たな夢に向かって歩を進めて某官公庁の警備隊に勤めていたときに知り合ったわけだが、そのきっかけは彼が、上で綴ったところの某書店で第二位を飾った著書の購読者だったということが出会いのそもそも。<br />
　当時は部署が違うこともあり二三回程度しか顔を合わさなかったがその後mixiで再開し果ては先エントリのようにこの俺が人前結婚式の立会人を務めることになるのだから、ニンゲン何がどうなるかわかったものではない。<br />
　そしてそれはきっと、一所懸命の結果なんだろうなと。<br />
<br />
　その彼の結婚式といいきょうのことといい、因縁めくが今年は“そういう年”なのかもしれない。<br />
<br />
　この10年の事どもに後悔も多々あるが、だがいっぽうで学ぶことも少なくない。<br />
　正直なところあのまま踏ん張ってMac／Apple系のライターでいればいまごろはウハウハで真鶴に別荘のひとつも建っていたかと思わなくもないが（笑）、まあこの10年がゆえに気づいたこと、深みを知ることができたことのほうがたぶん大事だろう。<br />
　そしてそちらのほうが、俺の本来的「夢」に近しい。<br />
<br />
　ついこないだもひさびさの腸閉塞で寝込んだとか過去からの負の応酬や肉体的／精神的な老いを感じることもまた少なくない現実があるが、しかし芸術は長い。<br />
<br />
　この先の俺がまたどうなるかわからないし、とどのつまり世間に対して何もできないままに朽ちていくかもしれないとは思う。<br />
　が、とまれ、こうして過去から叱咤激励されまだまだ燃えることができるのはありがたいなあと思った次第だ。<br />
<blockquote>　ー己六才より物の形状《かたち》を写《うつす》の癖《へき》ありて、半百の此《ころ》より数々《しばしば》画図《ぐゎず》を顕《あらは》すといえども、七十年前画《えが》く所は実に取るに足《たる》ものなし。<br />
　七十三才にして稍《やや》禽獣虫魚《ちやうじうちうぎよ》の骨格草木の出生を悟し得たり。<br />
故に八十六才にしては益々進み、九十才にして猶其奥意《なおそのおうい》を極め、一百歳にして正に神妙ならん歟《か》。<br />
　百有《いう》十歳にしては一点一格にして生るがごとくならん。<br />
　願くば長寿の君子予言《よこと》の妄《まう》ならざるを見たまうべし。</blockquote><br />
　四十五十は洟垂れ小僧。<br />
　画狂人葛飾北斎卍翁ではないが、“ほんたう”を見られ表現できるのはまだまだこれからかということを信じ、あらためて背筋を伸ばした。<br />
<br />
　そんな、過去からの叱咤激励というか挑戦状を受け取ったきょうだったよ。（あ、すでにきのうかｗ）<br />
<br />
　頑張る。]]>
    </description>
    <category>雑感</category>
    <link>https://bunshi.blog.shinobi.jp/%E9%9B%91%E6%84%9F/2002%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6%20%E3%80%9C%20%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%8F%B1%E5%92%A4%E6%BF%80%E5%8A%B1</link>
    <pubDate>Thu, 01 Mar 2012 15:35:01 GMT</pubDate>
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