武蔵野独り暮らし、日々雑感。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 マイミクにしてマイツイ(Twitter仲間)の某パダワンが、ここに来てTBSで再放送されているという『宮廷女官チャングムの誓い(大長今)』を初めて観て、ハマりにハマっているらしい。 録画した同番組を観ながらいちいちTwitterでつぶやいていて、 「ああ〜、やっぱり!!」 と、うれしくなることしきりだ。俺も初見の時(2007/01〜)にもしTwitterを積極的に使っていたら、さぞやつぶやきが五月蝿かったことだろう(笑) それだけ魅力的な作品ということだ。パダワンがハマってくれて、心の底からうれしい。 というわけでそうした心持ちと酒の勢いもあって、先刻Twitterで「チャングム論」みたいなモンを数々つぶやいたので、ここに転載バカボンする。これで、いいのだ。 (パカボンママ……んじゃなくて、原文ママ) ------ 「マイツイw」の一人が、ここに来て『宮廷女官チャングムの誓い(大長今)』にハマっている模様。さもありなん。もっともだ。 彼が全話観終わったら、ぜひともに「iPhone自慢大会チャングム篇」を開催したいものだ。 ------ 古今東西、名作というのは多いが、「すべての人々がハマってしかるべき」というものはそうそうない。 しかしiPhoneと『宮廷女官チャングムの誓い(大長今)』は、それらに数えられるものだ。激烈な魅力を持っている。 ------ 『チャングム』の魅力を語りだしたらキリがないが、最大のツボは「近代文芸作品におけるワクワクのツボ」の踏襲だと思う。いわゆる「王道」。 たとえば『モンテ・クリスト伯』に見られるゴージャスな復讐劇。 それがまず魅力の基本としてある。 ------ さらに『チャングム』の魅力としては『美味しんぼ』とか『庖丁人味平』とかに見られる「食べ物勝負」が大きい。これは人の琴線に訴えるものだ。 そして「食」を通じて物事の本質、ことに「母性」というものを語りかけているところがすごいところだ。 ------ さらにはまた主人公が「ものすごい実力を持っているのに、弱点もまた満載(笑)」という点も見事。視聴者の「じれ」を喚起する。 或る時期から日本で作られるドラマの数々は主人公の弱点ばかりにスポットを当て過ぎ、そこへの掘り下げばかりが大きくなってしまったと思う。 だから、つまんなくった。 ------ 人はやはり根源的に「威風堂々たる物語」を見たいと潜在的に思っていると思う。『チャングム』はその堂々たる根幹部分と、弱点(つっこみどころ)満載の主人公とのバランスがとてもうまい。 ------ ぼくら個々を考えてみても理想的な自分というのは確かにあって、出来たらそれだけに邁進したいと思っている。 しかし日々の糊口をしのがなければならないとか、個々の性格的失敗(笑)とか、そんなものがあってなかなか思い描いたようにはならない。でも、それが「人が生きる」ということだろう。 ------ そうしてまた「凛とした目的」さえしっかりしていれば、そのために辛いことも多いけれども、実は見守っていてくれている他者はちゃえんといて、いざという時に、自身も思いもよらない形でたすけてくれる。 そんなことを『チャングム』は語ってくれる。 ------ 時代だとか個々の弱さだとかにスポットを当て過ぎて、小児病患者のになってしまった日本のドラマやアニメなどとの何たる違いかと、『チャングム』を観ていてぼくは思った。 日本が忘れたこっ恥ずかしいまでの「ドラマの王道」。それがともかく『宮廷女官チャングムの誓い(大長今)』の魅力だろう。 ------ ま、大事なのはロマンっすよ。 ------ というわけで、やっぱりチャングムはすごい。 なんかまたもGyaOにて無料配信中らしいが、これって字幕がテキトー(オギョモがオネエ言葉でしゃべってたりとかw)だと思うので、まあそこはお客様の自己判断ってやつで(笑) いずれにせよ最低でもiPhoneとTwitterとチャングムの魅力を理解しない人々に対し、俺は言いたい言葉がある。 「あんた、バカぁ? 」(アスカ) PR |
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