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武蔵野独り暮らし、日々雑感。
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外勤めちうなのだが比較的ヒマで、「恵方巻」についての雑談に花が咲いている。

あらためていうまでもなく、関東など大方の地域の人間にとっては節分に恵方巻というのはここ数年で初めて見知ったものであって、今年もまたTwitterやFacebookなどでも多くの人がスーパーやコンビニなどの戦略であると言葉にしている。
それもまたここ数年の、節分の風物詩(笑)

実際に仕掛けたのは海苔の業者らしいのだが、どうあれ俺は「暦おたく」なので(笑)、まあ面白がって喰らうことにしている。

で、そもそもの起源はというハナシ。

もちろん諸説あるわけだが、いま現在のWikipediaの冒頭に記されているのが愉快だ。

曰く、
「大阪船橋の旦那衆が遊女に太巻きをくわえさせるわいせつなお大尽遊びを始まりとする説」
いやー、これが真説であってほしい(笑)

とまれ、皆さんに福多かれかし。


明日は立春。

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 ここのところ、「総選挙」という言葉にはどうもいいイメージがない。

 このエントリの本題ではないのでまあ詳細はハショるが、総選挙ばっかりやってる秋葉原系の豚と、逆に一向に肝心の総選挙を実施しない永田町系の豚とによるものだとだけいっておこう(笑)

 で、それはともかく以下の総選挙とその結果は、たいへんによろこばしい。
「歴代カップヌードル復活総選挙」(→)

 スペクトルマンや帰ってきたウルトラマンさらに仮面ライダー、国内初のマクドナルド、明治の小枝や不二家ハートチョコレート、そして我らが旧作ルパンなどと同じ1971年生まれの日清カップヌードルの40周年を記念して昨年行われた歴代のカップヌードルの人気投票だったわけだが、そこで堂々の1位に輝いたのが、
「カップヌードル 天そば」
 だったというわけ。いやー、実に感慨深い。

 カップヌードルとしては2つ目の製品で、札幌冬季五輪とかあさま山荘事件とか旧作ルパンと俺との出会いがあった記念すべき1972年に誕生。
 後継たる、かの「日清どん兵衛」にその座を譲って1977年には生産中止となったために地味な印象はまぬがれず、俺は投票したのだが果たしてどこまで票を伸ばすかと危惧していたら予想を裏切る展開。Wikipediaなどによると、なんでも例によって伊集院光がこの幻(?)のカップヌードルを広く知らしめたらしく「食べてみたい」という興味からの票が集まったと見るべきだろうが、まあともかくもリアルタイムで喰らっていた者としては小躍りする結果だったのだった。

 俺だけかもしれないがこの「カップヌードル 天そば」が売られていた1970年代半ばというのはまだそんなにカップ麺が日常茶飯事に入り込んではおらず、変なハナシだがどちらかといえば「ハレ」の食い物だったように思う。これはマクドナルドなどのファストフードも同じ。
 なのでオリジナルのカップヌードルに輪をかけて喰らう機会の少なかった「天そば」ながら、これは旨いものだなと思った少年期の記憶がある。
 だからどん兵衛が登場した際にこりゃまた旨いと思った反面、気づいてみたら「天そば」がひそかに消えていった事には、何かこう、得も言われぬ寂寥感みたいなものを当時から感じていた。

 加えていえば、天そばに次いで1973年に発売された「カップヌードル カレー」が現在まで途切れることなくレギュラであり続けていることなども、その感情をいや増すものだ。
 俺は「カレー」はそんなに喰らうほうではないのだが、たまに喰らうとその度に、同じ頃に登場し先輩格でありながらもしかしいまは無い「天そば」を思い、それこそエンリオ・モリコーネの音楽を耳にした時と同じような、胸を掻きむしられるような感情に襲われ続けてきたものだったのだったのだった。

 そして35年(笑)

 総選挙の結果を踏まえ、このたび目出度く記念復活した「天そば」が売られていたので、さっそく買ってきた。

 そうそうこれこれ、このパッケージですよ!……っていま気づいたが「天そば=緑」ってのはマルちゃんで、日清の天そばは赤いのだが、当時は緑だったという逆説。
(つか、カップヌードルのオリジナルが赤だしなー)


「復活総選挙」のプリントがうざったいなー
まあこれが無いと当時のものとの区別がつかないのだろうけど


上から見た写真だと「どん兵衛 きつね」と大差ない

 熱湯を注ぎ、
「大五郎、三分間待つのだぞ」
 というのは同時代、四角い仁鶴が丸く収めるようになる遙か昔……遠い銀河系の彼方1973〜74年頃の、こちらはボンカレーのCM。

 できました。

 正確には憶えてないが、再現性は高いと思う。いやー、当時の香りがぷんぷんするわ。


天ぷらというよりもフリッターみたいな「謎天(©俺)」と
過剰なまでのシイタケとシュンギクの青臭さが渾然一体となった得も言われぬ香り
カップ麺倶楽部70's(笑)


 味も当時のそれにかなり近いと思う。
 そういえば俺、ガキの頃は極端に偏食でシイタケ大っ嫌いだった(いまは大好き)のだが、よくこれを喰らえたな。つか、このカップヌードルでシイタケを喰らえるようになったのかもしれない。


良くも悪くも当時の記憶にかなり近い味と香り
麺はイケませんねこりゃ(笑)


 というわけで懐かしい味を堪能。

 旨いかと問われたら「いやー……はっはっはっ」と苦笑いするしかない感じだが(笑)、たしかにこういうのが1970年代全体を覆う味だったよなあという感じ。食の安全性だとか本物指向だの(そしていわゆるグルメ指向)が社会の表層で語られはじめたは1980年代に入ってからであって、高度成長期とバブルとの間の1970年代は、こういう味が充ち満ちていた。
 レトルト食品やファストフード、そしてスナック菓子が登場し拡大していくのを自身の成長と平行してダイナミックに体験できたのは、その善し悪しはともかくとして、面白い時代に育ったなあとあらためて思う。

 そして同じカップヌードルの中だけでも、残るものと消えていったものとを比較してその理由を考えてみるというのもまた、面白そうだなあと思った次第。


 ところで「チキンヌードル」は復活しないんだろうか?

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 というわけで前エントリの続き。

 開店時間になったので、オヤジ(父親)とのいつもの落ち合い場所、阿佐ヶ谷『暖流』へ。

 売れる前の佐野史郎がしげく通い、「この世の果て」と呼んだという『暖流』。
 阿佐ヶ谷を代表する居酒屋だ。


いまも25時には小ママと交代して朝8時まで厨房に立つ大ママの歴史を語るスナップの数々。
先の佐野史郎や、輪島関も。

俺のオヤジも数十年来のお得意というかほとんど家族みたいなもんで(笑)、店内にはオヤジの展覧会などのチラシや肉筆画、版画などももたくさん。



 が、俺が口角泡を飛ばして主張したいのは、“阿佐ヶ谷のチャングム”と俺が呼ぶ小ママの料理の旨さ。
 たかがお通しのヒジキ、ブリ刺などが明らかに一段上の旨さ。さすが、世界各国の味を求めて飛び回ってるだけのことはある。





 中央線沿線住人ならずとも、一度は訪うべき大名店。


 間もなくオヤジも来るらしい。

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 オヤジのドメイン更新の件で、ひさびさに阿佐ヶ谷で降りる。
 JR“中央線が好きだ。”の駅名は阿佐ヶ谷だが、町名表記は「阿佐谷」。

 毎度オヤジと盃を酌み交わす老舗居酒屋『暖流』は19時開店なので、時間潰しに近隣の『立呑 風太くん』を初訪問。



 若向けの店だが、雰囲気といい接客といい、なかなかによろしい。

 酒もリーズナブル。
オリジナルのサワーの名前がいちいち可笑しい。明らかに店主の世代と趣味反映(笑)



 キャシュオンデリバリなのも、ポイントが高い。



 おでんは一品ヒャクマンエン。
 味しみしみうまーo(^▽^)o



 豚ばら串は一本ヒャクゴジュウマンエン。
 塩も味噌も、この大きさこの味なら三重丸(#^.^#)
(ほかにタレがある)



 ホッピーもセットがサンビャクマンエン、中ニヒャクマンエンと素晴らしいヽ(;▽;)ノ
 ちなみに中(焼酎)は我らが「金宮」。サーバからお玉で供される。これはかなりイカす。



 こういう「若い店」が老舗とうまい具合に溶け込んでちゃあんと支持され成功しているのが、「正しいまち」の姿だと思う。

 いわゆる「中央線DEEP」の中心地、阿佐ヶ谷/阿佐谷(笑)
 いつまでも“あの、アサガヤ”であり続けてほしいと思う。

『立呑 風太くん』、俄然支持。
「昼ベロ やってます。」(笑)




【追記】
「ホッピー中1杯で外3杯イケるのは名店」©俺
(手前は「のりチーズ」ヒャクマンエン)

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 しばしのTwitter封印宣言をした今宵。

 独りしみじみと色んなことに思いを馳せながら、帰路途上の西国分寺『芳一』にて、モツをアテにハイボール(ブラックニッカクリアブレンド)を嗜むなど。


ハツ刺


豚ハラミ串

『芳一』(と、本店の『鳥芳』)は、ともかくモツの味だけだったら武蔵野最強だと思う。

 立ち呑みにしちゃあ、ちょいとお高めなのが玉に瑕。

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