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武蔵野独り暮らし、日々雑感。
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 今年2010年の初頭から、「ブラ浪漫」というイベントを定期的に開催している。
 まあ何となく、ぼくが中心となって。

 件のTwitterにハマって半年あまり。
 当時ぼくが“フォローしている”かたの多くがNHKの番組『ブラタモリ』に熱烈な興味を示していた。
 で、いわゆるコメント(ReplyやReTweetなど)の応酬も熱を帯びてきたために、
「じゃあ、みんなで『まち歩き』でもしましょうよ。専用のTwitterアカウントも作りますから」
 なんていう——毎度おなじみの(笑)——思いつきがきっかけだったように思う。

 それが、bura_roman

 ありがたいことに多くのかたがこのアカウントをフォローしてくださり、気がつけば今年の1月に「第1回 本郷編」を開催していた。
 べつだん本郷でなくてもよかったのだが、まずは“言い出しっぺ”としてのぼくの馴染みの界隈を、参加者の皆さんに我と我が言葉にて紹介したほうが、ネットで集まった——概ね、互いに面識の無い——皆さんの心を開けるだろうと思ったからだ。

 この試みは概ね成功し、お茶の水ニコライ堂の前辺りから始まり本郷三丁目で終わったブラ(散歩)のあとに入った本郷菊坂の居酒屋で“一次会”が6時間にも及んだことを、ぼくは生涯忘れないだろう。「まち歩き」という限定的興味・知的好奇心にて集まったかたがたにせよ、他の部分でも重なるベクトルがあるらしく、話題は多岐に拡がり、麗しい時間となった模様だ。
(ついでながらこのことは、これから語りたい「第4回」でも連綿と受け継がれている様子。毎度皆さんに迷惑かけまくりの某言い出しっぺ=アルチューノ・ランボウというバカはともかくw)

 さて、とりあえず好評を博した「ブラ浪漫」は、“プチ”と称する小さなイベントを挟みつつ、これまで5回開催された。

「正編」とぼくらが呼ぶものは「地形とその情景を辿る」もの。
 第1回「お茶の水・湯島・本郷」(1月)、第2回「小石川・千石辺り」(3月)、第3回「茗荷谷・水道・小日向・神楽坂」(5月)。
(都度、ホスト/ホステスになってくださった皆さんに感謝)

 そしていわゆる“プチ”。
「建設中の東京スカイツリーを見る『押上・業平橋』」(2月)、「未だ残る商店街と江戸の花見場所を体感する『駒込〜飛鳥山公園』」(4月)

 ときどきに、素敵な想い出が満載だ。

 ありがたいなと思うのは、参加者が固着していないこと。
 そりゃ皆さん個々の生活なり何なりのスケジュールというのがあるわけだから——ほとんどぼく都合で組まれる——“その日”に参加できるとは限らない。臍を噛んでいるかたが少なくないことは理解しているし申し訳ないとも思っているが、そこはご容赦いただきたい。
 肝心なのはそれでもかつ、
「参加してよかった」
 という声が毎度聞かれることだ。こんなうれしいことはない。

“中心者”が真っ先にぐだぐだ酔っ払い様々なご迷惑を皆さんにおかけしていることは理解しているが(^_^;;、まあ最終的にぼくを排除してでも、継続的にあってほしい「オフ会」だなと、ぼくは考えている。
(無責任ですが、皆さんの繋がりのほうが麗しい)


 さ、閑話休題《それはともかく》……って、長いですねすみません。

 過ぐる7月17日。
 その「ブラ浪漫」の第4回が開催された。

 ブラ浪漫(正編)はなんとなく二ヶ月という期間を置いた「奇数月」に開催されるべきだろうと考えていたぼくだけど、さすがに7月の梅雨明けするかしないかの時節にみんなで数時間もまち歩きをするのはいかがなものかと思い、さてどうしたものかと考えていた。
(このことは5月段階で参加者の皆さんに語った)

 が、いろいろ考えると、(これはぼくの勝手な解釈だが)我らがブラ浪漫の面々ってのはやっぱり「水の風景」ってのが好きなんだろうなと。
 江戸から高度成長期前の東京が持っていた水の風景、水の都《みやこ》——このことはぼく自身が最近こだわっている横浜下町に我田引水してるのだけど——そんなことを考えた。

 で、世界に冠たる水産物の水揚げ場「築地」で昼餉をたのしみ、江戸からの親水場である「浜離宮恩賜公園」で集合し、みんなで大川=隅田川を遡上し、大川の賜=浅草で呑んだくれる——ってのはいいかなと思ったワケだ。夏だし。

 称して、「ユラ浪漫」

 正直フタを開けるまではどうなるかと思ったけれども、たとえば築地、たとえば浜離宮、たとえば浅草といった集合場所が分散している「ぬるさ」感——それはつまり、Twitterに通じるか——が功を奏したのかもしれない。い〜い感じで皆さん集まってくださり、たのしい時間を過ごしてくださった様子(もちろん、一部バカのへべれけ云々……つまり俺は除く)


 そんなこんなで梅雨明けだったらしい7月17日の想い出については、長くなりそうなのでまた別途エントリ。
(根性無しですんまそん)

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