武蔵野独り暮らし、日々雑感。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 昨年のゴールデンウィーク以来、俺の中で「町/街歩き」がぐらんぐらんと煮えたぎっている。 不定期な外勤めの合間を縫っては、時に独りで、時にご婦人あるいは野郎と二人《サシ》で、時にたくさんの仲間たちと共に町/街を“歩き”、新たに見出される様々な事どもに興奮する体験をしている。 おんもしろくて、しょうがない! きっかけは昨年ゴールデンウィークの、横浜泊。 先述のように俺の外勤めはカレンダ通り“ではない”のだが、たまさかぽっかりと空きがあったために、 「横浜にでも泊まってみようか」 ということで関内駅近くのビジネスホテルに宿泊したことだった。 横浜という地は——また別途記したいが——俺にとってガキの頃から、そんなに馴染が無い地ではない。 が、「夜の横浜」というのはほとんど経験が無く、だから「せっかくなので」ということで関内から伊勢佐木町に出てみたわけだ。で、足のおもむくままに漂っていたら、知る人ぞ知る「横浜橋通商店街」とか「都橋商店街」とか、そして「野毛」とかを“発見”してしまい、そのあまりの面白さに発狂したという次第。 あれは凄い宵だった。 「横浜下町」のディテールについては本エントリの本論ではないのでまた別途・うぃず・まぁどんなってとこだが、ともかくもあの宵に、きょうこの現在に至るまでの一年の俺の眼と行動が決定づけられたというのは確かだ。 俺の大好きな昭和な雰囲気。しかしそれだけではなく新たなる時代の脈動もある。そして何より“居心地のいい場所”であること。 「これはいったい、何だろう?」 と思い、考え、足を運ぶきっかけとなった。自身の来し方を含め。 そしてこのことをきっかけにあらためて町と街と(あと、呑み)について沈思し時に実行動に出るようになったのだが、おりしもそこにNHKの番組『ブラタモリ』がありTwitterがありという幸運に恵まれ、この一年間たくさんの拡がりとたくさんの視野を得ることが出来たのはありがたい。 横浜下町への憧憬から得られるものは実に多い。 立石、北千住、押上、業平、小石川、王子、そして俺が長く過ごした本郷の再発見なども新鮮だった。(みんなに感謝) そして同時にいわゆる「生活動線」の中にあの雰囲気はないかと渇望したことにより、いまやこのブログの表題通り武蔵野に都落ち(笑)した俺が、俺自身が“発見”した秋津界隈(此処についてはまた別途激しく綴る予定)。 いやまあ物事、憧れこそが大事だろうと。 ——とまあ何を語りたいのかといえば、人が生きとし生ける中で大事なことはたくさんあるが、町の奥へ奥へと身を進めていくというのもまた必要ではないかなというハナシ。自ら足を踏み入れ、その「場」を知るということ。 昨今のネット上のロジックや雰囲気だけで物事を断定する傾向とか、ゼネコン主体のショッピング・モールしか近隣にないとか、まあこの辺りは昭和なオッサンの危惧と繰り言でしかないのかもしんないが、やっぱ自身が身を投じてみないとわからないその場所の力とか、もっといえば歴史的な力とか、そんなもんは確実にあると思う。五十路目前の俺だって、横浜下町に身を投じてみなきゃ知りえないものはあったのだから。 そしてさらに俺自身の話をすれば、Twitterという新しげなネットの場で町/街歩きに興味があるかたがたと知りあいそして共に歩くという場を得られてこそまた拡がった世界はいっぱいいっぱいある。俺もうっかりするとコンピュータ・ディスプレイだけを社会への窓口にしてもいい位にメンヘル爆弾を抱えてる人間だが(笑)、ネットという機会を経て、意気投合したかたがたと会い、共に町/街を歩み、複数の眼で見る(観る)からこそ得られた体験は多い。 「ブラ浪漫」に参加してくださる皆さんに感謝。 インチキな人生を半世紀近く送ってきた俺だが、町/街の深くへ深くへと入り込むことによって、いろんな真実が見えてきてるように思う。もっともっと勉強し、歩み、楽しみたいな。 書は捨てず、でも町/街に出よう! 【宣伝】 というわけでTwitterアカウント「ブラ浪漫」では、町/街歩きが好きな皆さんとの出会いをいつでも待っています。ご興味のあるかたはぜひフォローしてくださいね♪ http://twitter.com/bura_roman PR |
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